心理学的な側面からプロパガンダの影響や効果、結果などについて考察します。

心理学から考える

■「ダイエットブーム」に見る、日常生活の中のプロパガンダ
インターネットなどを中心に、相変わらず盛り上がりを見せている、「ダイエット商品」市場。そもそもなんで女性はそんなに痩せたがるのでしょうか。昨今の「メタボ」に対する警告にもあるように、もちろん太り過ぎが身体によくないのは当然です。でも、「え?あなたはすでに痩せているのでは?」と思う人までが、「もっともっと」と際限ないダイエット熱にうなされてしまうのは、一種の「プロパガンダ」のなせるわざでもあるのです。いわゆる「大衆心理」というものですね。ファッション雑誌でガリガリのモデルさんがおしゃれなファッションに身をまとっている情報がいつも流れています。そうすると、何の根拠もない中で「痩せていることがいいこと、美しいこと」という風潮ができ、誰もがそう思い込むようになります。そして、誰もが「痩せることこそ女の美」と考え、ダイエットに必死になりだす。そうするとダイエット商品が売れます。誰かが意図してそうしたかはわかりませんが、これは、あきらかに「美意識」の煽動です。その証拠に、昔の美人画などを見ると、みんなぽっちゃりとふっくらとしていますよね。今とは明らかに「美しい」の基準が違っていたわけです。実際、細いモデルさんは雑誌で見ると美しいですが、目の前に現れるとちょっと気持ち悪いくらいに痩せ過ぎています。個人的には「もっと痩せたい」とダイエットにむきになっている一般の女性のほうが美しい!と思うこともよくあります。この手の、マスコミに踊らされる潜在意識や消費意識、もう一度見直してみる価値はあるかもしれませんね。

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